海外生活の記録

ニューイヤーズカウントダウン!真冬のニューヨーク旅2日目〜憧れのNY年越しの実態編〜

こんにちは

KANA2064です。

 

ニューヨーク2日目の朝を迎えました。

 

まずホテルの朝食を部屋にお持ち帰りして食べながら準備。

 

そう、12月31日であるこの日は、

今回の旅の目的である

ニューヨークのタイムズスクエアでカウントダウン

をする日なのです!!!

 

昨日さっそくその寒さを体感したので

とにかく着込みまくります。

 

ヒートテック3枚に

薄手のニットに厚手のニットを重ね、

さらのその上にパーカーを羽織り、コートを着ます。

 

下はタイツを履いた上からスキニーを重ね

靴下も3枚重ねました。

 

あとはマフラーと手袋で完全防備です。

 

だささよりも寒さ対策を重視。

 

さて、

ホテルから最寄のバス停まで歩いていると

近くのモーテルがシャトルバスを出していたので乗せていってもらうことに。

 

ちょうどタイムズスクエアの近くで降ろしてくれました。

 

わたしたちが並び始めたのは時くらいでしたが

すでに人がたくさん居て

15分後にはロープで入場規制が貼られました。

ぎりぎりセーフです。

 

荷物の検査もあって、大き目のかばんなどは持ち込めなかったりするので

携帯と小銭だけコートのぽけっとに入れて参戦です。

 

さて、

ここからが自分自身との戦い。

 

何度も言うように、いままで体験したことのないような尋常ではない寒さです。

 

最初は体力を残すことを考え

みんなで座り込んで丸まりました笑

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しかし、あんなに重ね着をがんばったのにも関わらず、

15分もすると足の先が冷たくなってきてジンジンと痛くなります。

 

ので30分も経った頃には全員立ち上がり、

冷たく固まって痛くなっている足をなんとか動かします。

 

そうでもしないと本当にこのまま足が凍りのように固まってしまう

とおびえるほどです。

 

ちなみにホッカイロを持参しましたが

手足が麻痺していたようで

ホッカイロの暖かさはまったく感じません。

 

ホテルに帰ってから握るとかなり暖かく感じました。

おそるべし人間の感覚問題。

ただ、自分が暖かさを感じないというだけで

実際はちゃんと温まっているので

凍傷防止のためにも持参をおすすめします。

 

実際いっしょに行った友人は凍傷になりました。

おそるべしカウントダウン。

 

1時間をすぎた辺りから

徐々に脱落者がちらほらとでてきます。。。

 

そうです、あまりの寒さに半数の人たちが抜けていくので

カウントダウンまであと半分になったあたりからは

入場規制していたのが嘘のように待ちスペースはガラガラになります。

 

しかしそんなにスペースが空いても

後から入場することしかできないし

一度でたら再入場ができないので

トイレに行くことすらできません。

 

ので、約11時間以上はトイレに行くことすらできないと言う

本当になんの修行なのかと自問自答。。

 

私も友達も2時間が過ぎたあたりから限界を超え

諦めてホテルに帰って年越しをしようという本気の会議が始まりました。

 

だってあと何十時間もあると考えたら絶望しかない。。。 

 

こんな寒さを経験したのは大げさではなく生まれて初めてで

みんなでゲームでもしながら何十時間も耐えようと思っていた数日前の自分に

ゲームなんてしてる余裕ないくらいの寒さ

ということを伝えてあげたい。。。

 

20年以上生きてきた中で

身体的に最もつらかったことナンバー1です。

間違いなく。

 

と、3時間あたりで本当に会場を立ち去ろうとしたときに始まったライブ。

毎年豪華有名人によるライブが行われているというのは知っていましたが

まさに諦めようとしたこのタイムングで始まったのは

わたしたちを引き止めるためだったに違いない!と今は思います。笑

 

おかげで少し気がまぎれ

あとは音楽に合わせてとにかく飛んだりはねたり、、、

体を動かすことに重点をおきました。

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音楽があるのとないのじゃこんなにも違うのか

とおもうほどの効果で、

音楽に合わせてひたすらおどりました。10時間以上。笑

 

人間は極度の寒さにおいやられると

疲れよりも寒さのほうが優先されることを学びました。

10何時間も立ちっぱなしである上に、ひたすらジャンプしたり走り回ったりしていたのにまったく疲れなかったです。寒さでそれどころではにってことと

6時間を過ぎたあたりからはアドレナリンが出すぎていたような。。。

 

とにかくハイは状態に陥ったら無敵です。

 

途中からカウントダウンもどきのようなものが始まりますが

あと5時間!とかあと4時間!という数字を見る度に絶望します笑

こんなに1分が遅く感じる経験はめったにないかと。

 

あと5時間になったあたりからはもう維持との戦い。

ここまで死ぬ思い出耐え抜いたんだから

ぜったいに最後までいてやるというわけのわからない意地。笑

 

カウントダウンに近づくと帽子やマフラーなどの2018年アイテムも配られます。

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一気に統一感のでる会場。

 

どんだけ寒いか思い知ったのは

道に落ちていたこのペットボトルを見たときです。

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水分補給のためにもってきたであろう水が

持っていただけで凍っている。。。

飲めたもんじゃないというか、

街全体が冷凍庫になってるなぁとしみじみ思ったのは今ですら記憶に新しいです笑

 

そんな衝撃をうけつつも

待ちに待った年越しの瞬間。。。。

 

10秒前のカウントダウンをしているときの感動ときたら。。。

これでようやくこの地獄から開放されると思ったら

とにかく感極まって涙がでそうでした。。。

 

カウントダウンの瞬間はいまでも忘れません。

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とにかく開放感と、

よくここまで耐え抜いたと自分をものすごく褒めたいのと、

やっとホテルに帰れるという安心感と、

こんなつらい経験他にないっておもったのと、

この経験をやり抜いたことでこの先たいていのことは乗り越えられるという自信。

 

映画やテレビでよく見ていた光景が目の前に広がります。

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紙吹雪は圧巻です。

 

 

とにかくしんどかった!!!!!

というのが思い出ではありまが

経験できたことと耐え抜けたことへの誇りがすんごいです。笑

間違いなく、人生で初めて、心の底から早く年を越してくれとおもったカウントダウンです。

 

 

どうだった?と友達に聞かれたらつらすぎたと答えるし

たとえ100万円もらってももう絶対にやりたくはないけれど

なにごとも経験してみないと分からないなと言うことと

忍耐力がついたという点ではとてもよかったと思います。

 

 

カウントダウンが終わった後も

人ごみがすごすぎてなかなか帰れず、

なんとかタクシーを捕まえてホテルについてから

真っ先にバスタブにお湯をためてみんなで足湯をすることに。

 

暖房もお湯もありがたすぎると感動したのは生まれて初めてで、

ありふれた日常に感謝だなぁと思いました。

 

と、

そんなこんな人生で最もつらかったニューヨークでのカウントダウンを終え

2018年のはじまりです。

 

2018年は今まで以上にタフに生きられそうな予感です笑

 

と、つらすぎる記録になりましたが

ニューヨークカウントダウについては別の記事で詳しく書いているので

これからニューヨークの年越しにチャレンジするチャレンジャーな方は

ぜひ下に載せた記事を参考にしてみてください。

 

憧れの街ニューヨークでの年越しカウントダウンの実態

 

 

 

では

Good day !!

 

 


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